Archive for the ‘脳機能療育’ Category

開所から4か月が経過しました。

2016-08-14
 

運動遊びをとおして心身は成長します。

 

心の成長に比べて、わかりやすいのが身体的な成長です。

 

発達障害がある子どもには、体を思いどおりに動かすことが苦手な傾向があります。

 

これは、運動をするための情報を脳で処理したり、それを正確に筋肉へ伝えることができないからです。

 

ただ、発達の遅れが気になる子でも、運動遊びを習慣的におこなうことによって動きに正確性が出てきますし、脳の発達を促進する効果が期待できます。

 

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監修 柳沢弘樹 (2015).

発達障害の子の脳を育てる運動遊び ―柳沢運動プログラムを活用して―

講談社 p.22

 

 

 

 

開所から4か月が経過しました。

 

子ども達の、出来るようになりたい、やり遂げたいという気持ちは、どれほど強くて大きいものか。

 

それをひしひしと感じながら日々の療育をおこなっています。

 

元々お友達の運動を見ているだけで、運動遊びに参加しなかった子が、今では笑い声を上げて走っています。

 

長縄跳びが苦手で、皆の前では跳ぼうとしなかった子が、個人的に相手をしてあげると、額に汗を浮かべ何度も繰り返し練習をおこないます。

 

好きだ、得意だと感じる運動遊びに対しては、教室にいる間中「やって、やって!」とおねだりをします。

 

みな、出来ないことが出来るようになりたいのです、上達したいのです。

 

無論、子ども達がそう考えながら行動しているわけではなく、子ども達が潜在的にもつ前向きな意識がそうさせているのだと思います。

 

保護者の方々とお話をする中、「興奮させなければ抑制力が育たないとは驚きだ、むしろその逆で興奮させないよう育ててきた」というご意見をいただくことも少なくありません。

 

例えば、じっと座っていられない子に、座っているよう指示を出すだけでは効果は得られにくいのです。

 

不器用な手先を思い通りに動かしたい場合も同様です。

 

発達障がいは脳の機能に問題があることが分かっていますから、目に映る事象を正すとともに、脳機能への療育も併せて実施するとより高い効果が得られます。

 

是非一度、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

一瞬の集中でも制御力は育ちます。

2016-06-26

 

 

連想カラータッチ 3

 

 

 

カップを少し離れた場所に置き、色を指定する。

 

カップまでクマ歩きなどの動物のまねで行ってタッチさせると、動の遊びになる。

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集中力が必要な運動や、急に動きを止める遊びでは、気持ちや脳を制御する力が育ちます。

 

一瞬でよいので、集中する時間をつくりましょう。

 

 

監修 柳沢弘樹 (2015).

発達障害の子の脳を育てる運動遊び ―柳沢運動プログラムを活用して―

講談社 p.34

 

 

 

 

上記連想カラータッチ、当教室では出された問題の正解を指導員と子供が競い合う方法で遊びます。

 

問題は簡単なものから始め、徐々に難易度を上げていきます。

 

「いちごの色は?」、「バナナの色は?」から始まり、「ローソンの看板の色は?」、「信号機の一番左の色は?」等々、頭の体操にもなりそうな問題を出していきます。

 

また、「該当する色が無い場合はスタートを切らない」という抑制ルールも交えると、より効果的な遊びとなります。

 

同様の効果を上げることができる遊びに「だるまさんが転んだ」があります。

 

動作を制止することで抑制する力が育まれます。

 

鬼にタッチした後は、逃げ回ることでしっかり興奮してもらいます。(興奮系を成長させると抑制力が育ちます。)

 

どんなプログラムも子供たちに楽しんでもらえないと効果は得られません。

 

私たちの役割は、単なるプログラムの提供ではなく、子供たちの心に楽しみの火を灯すことだと考えています。

 

こどもプラス稲沢教室で、楽しく遊びながら発達を促しませんか。

 

是非一度、お気軽にご相談ください。

 

 

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興奮を抑制するには

2016-06-12

 

 

いつも興奮しやすくて落ち着きがない、集中できない子がいます。

 

脳の発達は興奮系が先に成長し、その成長に見合った抑制力があとから育つ、「興奮系優位」の状態で進みます。

 

小さい子ががまんできず、すぐ泣くのはそのため。

 

 

集中力は「持続させる力」「分散させる力」「切り替える力」にわけられます。(※1)

 

好きなものに夢中になるのも集中力のひとつ。

 

集中をくり返していくと、興奮を抑制する力が身についてきます。

 

 

※1
持続させる力 周囲の雑音などをシャットアウトして、目の前のことだけに意識を向ける力。
分散させる力 同時に2つ以上の物事を並行して考える力。料理や育児など、特に日常生活で使うことが多い。
切り替える力 目の前の物事に対して、臨機応変に対応する力。適応力の基礎となる。

 

 

監修 柳沢弘樹 (2015).

発達障害の子の脳を育てる運動遊び ―柳沢運動プログラムを活用して―

講談社 pp.16,17

 

 


こどもプラス稲沢教室の脳機能アドバイザーは、子供たち一人ひとり、その子に合ったアプローチを考えプログラムを提供します。

 

例えば、サッカーボールを蹴ること一つをとっても、①ボールを強く蹴ることから始まり → ②バウンドボールにタイミングを合わせて蹴る → ③利き足でない方の足で蹴る → ④左記動作を交互にする → ⑤「好きな食べ物は何?」、「月曜日は何の授業がある?」などの質問に答えながらボールを蹴る等々、様々な方法で集中力を鍛えることができます。

 

①③は目の前のことだけに意識を向ける力、②④は臨機応変に対応する力、⑤は同時に2つ以上の物事を並行して考える力です。

 

ポイントは、それができるか否かではなく、楽しく遊ぶことを主眼としていることです。

 

A君とはサッカー、B君とはおにごっこなど、その子のできることやしたいことの中で、さりげなく新たなチャレンジを用意します。

 

新しいことへのチャレンジは上手くいかなかった場合ネガティブな気持ちになる可能性もありますから、もし上手くいかなくても、それを感じさせない雰囲気作りや声掛けをおこないます。

 

脳機能アドバイザーは、コーチング技術を使いやる気や積極性も育んでいきます。

 

無論、取り組んだ量に比例し運動技術も向上していきます。

 

是非一度、お気軽にご相談ください。

 

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本能を抑えるには

2016-04-29

柳沢運動プログラムは40年以上の実績があります。

 

保護者の皆さまからは、「運動遊びを始めて子供の情緒が安定してきた」など、喜びの声をいただいております。

 

 

 

発達障害のある子は、アクセルを微調整することが苦手で、一気に踏み込んでしまうことが多いのです。

 

柳沢運動遊び・療育プログラムは動と静を交互におこなうことが大きな特徴です。

 

まずはアクセルとブレーキを交互に使う練習をしましょう。

 

「動」と「静」の活動を交互にくり返すことにより、興奮を瞬時に抑制する力が高まります。

 

監修 柳沢弘樹 (2015).

発達障害の子の脳を育てる運動遊び ―柳沢運動プログラムを活用して―

講談社 pp.14,15

 

 

 

私たちは、お子さんの成長に対し、少しでもお役に立てるのであれば努力することをお約束いたします。

 

是非一度、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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ADHDと健常児の脳活動の違い

2016-04-11

ADHDの診断を受けた子どもは、前頭前野右側の血流応答が健常児と異なることが分かっています。

 

具体的には、右のこめかみの少し上の部分の脳活動が健常児よりも低く、更に上の部分では健常児より高いという現象が見られます。

 

これが落ち着きがない、座っていられないなどの症状となって現れているのです。

 

ですから、その子自身の性格や我慢強さなどとは全く関係がありません。

 

脳機能の問題なのです。

 

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上記データは、テストを3回実施した際の脳活動の波形です。

 

健常児の波形は、テストを実施しているときに脳の活動が高まり、休憩時は低くなっています。

 

しかし、グレーゾーンといわれる子どもの脳活動にはメリハリが見られません。

 

集中しなければならないときに集中できていない状態です。

 

ADHDの子どもも同様です。

 

同じことをしても、これだけの違いが出てきます。

 

では、どうしたら良いのか?

 

脳機能に対し良い取り組みをし、脳の血流応答を健常児に近付けることができれば療育に繋がるはずです。

 

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上記データは、こどもプラスが運動遊びを行ったときの検証データで、とても良い結果が得られています。

 

運動遊びを実施した後は、集中力が上がる、脳の活動にもメリハリが見られることが分かりました。

 

日常的に運動遊びを取り入れることで、質の高い療育効果を期待することができます。

 

是非一度、お気軽にご相談ください。