【SST】独り言を減らす

2020-01-24

 通所し始めてから半年程経ち、教室での活動やルールにも慣れ、落ち着いて過ごせるようになりました。最近は、友達への興味が出てきて、少しずつ関わりが増えてきています。自由遊びの時間に、友達がしている遊びに加わって仲良く遊んだり、戸外活動でペアの子を意識して行動したりすることができるようになりました。今後も戸外活動等、指導員が見守る中で友達と一緒に楽しく遊ぶ経験を積み重ねてもらい、さらに友達との関係が深まっていくよう支援していきます。
 コミュニケーションの面では、独り言が多いことが気になっています。学習の時間や帰りの会のような静かにしていないといけない場面、昼食時や移動時のような話してもよい場面に分けて対応を変え、独り言を減らしていきます。静かにすべき場面では、独り言を言わないことをルールとして予め伝えておきます。「友達が学習に集中できないから」、「友達の発表が聞こえないから」等、静かさを保つ行動の重要性を言語化し、ルールを守ろうという意識につなげていきます。また、「今から皆の発表が終わるまで」等と静かにする時間を明確に示して取り組みやすくしたり、途中で「独り言言ってない?」と確認する等、補助刺激を加えて再び意識を高めたりし、成功体験を積み重ねられるようにしていきます。また、できた時には「静かにできていたよ」「ルールを守れたね」と伝え、次もそうしようと思ってもらえるようにします。話してもよい場面では、非両立行動分化強化にて、独り言から会話へ行動を変容させていきます。独り言を言い始めた時に何か話を振って話し相手になり会話を続けます。好きなアニメや恐竜、遊びのこと等、本人の興味に合わせて話を振るよう配慮し、独り言を減らすだけでなく、人との会話の楽しさを感じてもらえるようにします。

Juri, F.